作品概要

安息の谷間》は、画家のジョン・エヴァレット・ミレイによって制作された作品。制作年は1858年から1859年で、テートギャラリーに所蔵されている。

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音楽からインスパイアされた作品

ミレイが制作したすべての絵のうち、これが彼のお気に入りだ。タイトルと副題、《疲弊の中に見出した安息の場所》は、メンデルスゾーンの曲「6つの歌」の一曲「憩いの谷」に由来している。ミレイは兄ウィリアムが歌を歌っているのを聞いて、それが完全に絵に合ったと感じた。

この絵は《春》の付録として考案された。これまでの絵は死すべき運命をほのめかすだけだったが、ここではテーマが明示されている。左の修道女は墓を掘っていて、鑑賞者が彼女の横にいるかのように配置されている。 2番目の修道女のロザリオには頭蓋骨が付いている。背景には、スコットランドの伝説によると死の前兆である棺型の雲が夕暮れの空に現れる。

ミレイの修道女への関心

修道女は初期作品の1854年に描かれた《聖アグネス祭の前夜》の特徴を持ち、ミレイの妻エフィーによればこう語られた。

「長い間、ミレイの目的は修道女を描くことだった。」

この絵のアイディアは1855年にスコットランドで新婚旅行をしているときに思いついたものであった。エフィーは以下のように付け加えた。

「インヴァレアリーからロック・オーの丘に降りると、彼はその美しさに非常に心打たれた。そして御者は私たちに修道院の跡地があった島の一つを教えてくれた。私たちは、ローマカトリック教の宗教画のような絵にかいたような美しさを想像した。」

ミレイがこの絵画の作業を始めるのは3年前であった。10月のある日の夕方、彼は夕日の美しさに惹かれ、大きなキャンバスを取り、すぐに作業を始めた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョン・エヴァレット・ミレイ
  • 作品名安息の谷間
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1858年 - 1859年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵テートギャラリー (イギリス)
  • 種類油絵
  • 高さ1029cm
  • 横幅1727cm
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