作品概要

モンマルトル大通り、謝肉祭》は、画家のカミーユ・ピサロによって制作された作品。制作年は1897年から1897年で、アーマンド・ハマー美術館に所蔵されている。

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《モンマルトル大通り、謝肉祭》は、カミーユ・ピサロによる油彩画である。現在、カリフォルニア州ロサンゼルスのアーマンド・ハマー博物館で常設展示されている。

主題

この作品は、さまざまな季節や時間のパリのモンマルトル大通りを描いた14の連作の1つである。ピサロは、壮大な大通りを見下ろすホテルのバルコニーの窓から本作を描いた。

カーニバル・ド・パリとも呼ばれる、19世紀の謝肉祭の行列を描いている。行列は下の通りから遠くまで壮大に広がっている。カーニバル・ド・パリには、パリ・オペラハウスの仮面舞踏会の前のパレードも含まれていた。

この街の風景は、屋外の自然の美しさを現す「新しいパリ」の印象に焦点を当てている。この絵は、老眼により視力の弱ったピサロ晩年期の主要作品の1つである。多くの批評家は、この弱い視覚が、不明瞭でのびのびとしたピサロの自由な表現を形作ったと唱えている。

都市への注目

ピサロのインスピレーションと芸術的な技法は、さまざまな環境から絶えず進化していた。彼は人生で最も影響を与え合った2人、クロード・モネとポール・セザンヌも通ったアカデミー・シュイスで絵を学んだ。ピサロは作品のために新しいインスピレーションと方向性を求め、頻繁に移動した。パリに戻るのを待たずして、彼の注目は田舎の風景よりも、秩序、比例、構造の重要性を強調した都市景観へと移った。

技法、図像解説

ピサロの筆運びは、作品の中の印象や動きを高めるために、短く緩やかなストロークで構成されている。一見すると、鑑賞者が絵を注視し、細部を見るまでは、作品全体の印象はぼやけていてよく見えない。

馬に乗った男性はパレードをパトロールする警官である。建物の正面にある木々は、リボンが舞っているような複雑な形に様式化されている。ピサロはバロック建築の建物を、伝統的なフランス建築の細部への注意によって、静的な主題として描いた。

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基本情報・編集情報

  • 画家カミーユ・ピサロ
  • 作品名モンマルトル大通り、謝肉祭
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1897年 - 1897年
  • 製作国フランス
  • 所蔵アーマンド・ハマー美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ63.5cm
  • 横幅80cm
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