作品概要

七色に彩られた尺度と角度、色調と色相のリズミカルな背景のフェリックス・フェネオンの肖像》は、画家のポール・シニャックによって制作された作品。制作年は1890年から1890年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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《七色に彩られた尺度と角度、色調と色相のリズミカルな背景のフェリックス・フェネオンの肖像(1890)》は、フランスの新印象主義の最も重要な画家のひとりであるポール・シニャック(1863-1935)によって1890年に制作された油彩画である。フェリックス・フェネオンの肖像画は、シニャックの新印象主義のスタイルのなかでも随一の傑作である。

モデルとなった人物

モデルとなったフェリックス・フェネオンは新印象主義の命名者であり、『ルヴェ・アンデパンダント』の編集長でもあった批評家である。彼はほかにディーラー、コレクター、政治活動家、キュレーターなど幅広く活動している。

彼の顔の特徴を表すやぎひげ、左手にはステッキとシルクハットを携え、右手にはシクラメンと思われる真っ白な花を一輪つまんで、鮮やかな色の渦巻きと波線のなかに存在している。画面の中で、白い花とフェネオンが調和した色のなかで、静止しているようだ。

科学者シャルル・アンリの色彩理論

型にはまらない自由な肖像画はオリジナリティーを感じさせる。フェネオンもシニャックも、スーラやほかの新印象主義者と同様、科学者シャルル・アンリの色彩理論に傾倒していた。アンリは画面における線の方向と感情を関連づけようとしていた。本作はそうしたアンリの色相環を実践した作品である。

タイトルに関して、ニューヨーク近代美術館の学芸員は、「この長いタイトルは、科学の専門用語を揶揄したものだろう」との見解を示している。

また本作は、1891年のアンデパンダン展、翌年の二十人展へ出品されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ポール・シニャック
  • 作品名七色に彩られた尺度と角度、色調と色相のリズミカルな背景のフェリックス・フェネオンの肖像
  • 分類絵画
  • 制作年1890年-1890年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ73.5cm
  • 横幅92.5cm
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