作品概要

薔薇物語:愛に導かれる巡礼者》は、画家のエドワード・バーン=ジョーンズによって制作された作品。制作年は1896年から1897年で、テート・ブリテンに所蔵されている。

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《薔薇物語 愛に導かれる巡礼者》は、イングランドの詩人ジェフリー・チョーサーによる「薔薇物語」に基づいた絵画であり、三連祭壇画の二番目の部分を形成している。他の2つの部分の作品として、《薔薇物語 怠惰に出迎えられる巡礼者》、そして《薔薇のこころ》がある。

主題

この三部作は、巡礼者の誘惑に対する勝利と、究極の欲望、すなわち彼のとらえどころのない愛を本質的に表現するバラの茂みに到達するまでの闘いを描いている。

三部作の始まりである《薔薇物語 怠惰に出迎えられる巡礼者》は、魅力的な女性の姿をとる怠惰の誘惑に遭遇する巡礼者の姿を描いている。巡礼者は彼女に抵抗し、その後、愛の神は本作《薔薇物語 愛に導かれる巡礼者》の中で、彼をさらに別の障害物、すなわちいばらの茂みに導く。

三部作を終わらせる《薔薇のこころ》では、愛の神が最終的に巡礼者を彼の望む目的地、すなわちバラの茂みに導いている。

描写

愛の矢を手にした愛の神が、巡礼者の手をつかんでいばらの茂みから助け出し、バラの茂みへと導くところが描かれている。愛の神は、キリスト教の天使としても、ギリシャ神話の愛の神であるクピドとしても描かれている。

この絵は、バーン=ジョーンズが完成させた最後の主要作品であり、画家の親友であり詩人のアルジャーノン・チャールズ・スウィンバーンに捧げられた。バーン=ジョーンズは、オックスフォード大学の学生時代、ジェフリー・チョーサーによる「薔薇物語」を読んでいる。この物語に影響された彼は、ウィリアム・モリスとともに多くの作品を制作した。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドワード・バーン=ジョーンズ
  • 作品名薔薇物語:愛に導かれる巡礼者
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1896年 - 1897年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵テート・ブリテン (イギリス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ157.5cm
  • 横幅304.8cm
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