作品概要

アリアドネ》は、画家のジョン・ウィリアム・ウォーターハウスによって制作された作品。制作年は1898年から1898年で、個人に所蔵されている。

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アリアドネとテセウス

ギリシア神話に登場するアリアドネを描いた作品。眠るアリアドネは、古代ギリシアの壺によく描かれたモチーフである。

アリアドネは、クレタ島の迷宮に関するエピソードで知られている。アリアドネはクレタ王ミノスの娘だった。当時、クレタに攻め入られたことにより、アテナイの人々は9年ごとに7人の少年と7人の少女をクレタの迷宮に住む怪物ミノタウロスへの生贄として差し出すことになっていた。

ある年、アテナイ王の息子テセウスが、ミノタウロスを退治しようと自ら志願して生贄に加わった。テセウスに一目惚れしたアリアドネは、結婚を条件にテセウスに剣と糸玉(『アリアドネの糸』として知られる)を渡して彼を助けた。その結果、テセウスはミノタウロスを退治し、入口から垂らしていた糸をたどって無事迷宮から脱出することができた。

その後、アリアドネはテセウスと共にクレタを出てナクソス島へ向かったが、テセウスはアリアドネを好きになることができず、彼女が眠っている間に彼女を置いて去ってしまった。その後、アリアドネはディオニュソスに見出され、彼の妻となったという。

捨てられた王女

この作品は、ナクソス島での様子を描いたものである。絵の中で、アリアドネは満足した穏やかな表情で眠っている。これから、愛するテセウスと暮らしていけるのである。だが実際には、テセウスはすでに彼女を捨て、画面の奥に描かれている船に乗り込んでいる。アリアドネの枕元には、眠りを意味するポピー(ケシ)の花が咲いている。彼女の周りにいるヒョウは、その後結婚するディオニュソスの象徴とされる動物である。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
  • 作品名アリアドネ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1898年 - 1898年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵個人 (不明)
  • 種類油彩
  • 高さ91.12cm
  • 横幅151.13cm
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