作品概要

王女サブラ》は、画家のエドワード・バーン=ジョーンズによって制作された作品。制作年は1865年から1865年で、オルセー美術館に所蔵されている。

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《王女サブラ》は、ラファエル前派の画家エドワード・バーン=ジョーンズによって描かれた連作の一部であり、聖ゲオルギウスのドラゴン退治伝説を描いている。

この連作は、水彩画家のマイルズ・バーケット・フォスターにより、彼のサリー州の自宅のダイニングルームを装飾するために依頼された。全部で七作ある連作のうち、本作は一番初めの作品である。

ドラゴン伝説

主題は、イングランドの守護聖人でもある聖ゲオルギウスの有名な伝説である。

リビアのシレーヌという町では、人々が毒を吐くドラゴンによって苦しめられていた。羊を生け贄として差し出すことでドラゴンを鎮めていたが、あるときとうとう生け贄にする羊がいなくなってしまった。くじによって人間の生け贄を差し出すことになるが、くじに当たったのは王女サブラであった。サブラがドラゴンの餌食になりかけたとき、ローマの兵士ゲオルギウスが現われる。十字架の印によって守られて、ゲオルギウスはドラゴンを退治する。

描写など

このイングランドの守護聖人の伝説は、ラファエル前派に好まれた主題であった。19世紀の多くの画家のように、彼らは中世に魅了されていた。彼らは中世を、偉大な精神性の時代と考えていた。おそらくバーン=ジョーンズはこの作品を通し、近代的な産業文明、機械や商業主義などの脅威に対する砦となる、揺るぎない信念や理想に敬意を表している。

この場面では、画家は王女の姿にのみ焦点を当てている。両性的な女性の全身像は、花や木のある背景の前に描かれている。中世のタペストリーを想起させるその優美な姿は、作品に装飾的な性格を与えている。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドワード・バーン=ジョーンズ
  • 作品名王女サブラ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1865年 - 1865年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵オルセー美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ105cm
  • 横幅61cm
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