作品概要

ナイアド(ヒュラスとニンフ)》は、画家のジョン・ウィリアム・ウォーターハウスによって制作された作品。制作年は1893年から1893年で、個人に所蔵されている。

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美男子をさらうニンフ

髪に睡蓮の葉をつけた裸のナイアドが小川から体を乗り出し、柳の木の間からヒュラスの姿を見つめている。ヒュラスはヒョウの毛皮で下半身を覆い、横たわって眠っている。

ギリシア神話のナイアド(もしくはナイアス)は、噴水、井戸、泉、川などの真水を支配する妖精(ニンフ)の種族である。ナイアドは嫉妬深いことで知られている。

ヒュラスはヘラクレスに仕える美しい少年で、ヘラクレスに誘われてイアソンが率いる船アルゴの船員となった。旅の途中のミュシアで、ヒュラスは彼に恋した泉のニンフによって連れ去られ、何の痕跡もなく仲間たちの前から姿を消した。ヘラクレスはポリュペモスと共に長い間彼を探し続けたため、船は彼らを置いて出発してしまった。ヘラクレスはとうとう彼を見つけることはできなかった。これは、ヒュラスもまたニンフを愛したためだという。

神話や伝説を好んだ画家

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスは、イギリスの画家。古代ギリシャ神話やアーサー王伝説、シェイクスピア劇に登場する女性を描いた作品が知られている。1849年、イタリアのローマに生まれた。両親はイギリス人の画家で、一家はウォーターハウスが幼いうちにロンドンに居を移した。

1871年、ウォーターハウスはロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの美術学校に入学し、1874年以降、ロイヤル・アカデミーの展覧会でほぼ毎年絵画を発表していた。1917年に癌で死去する直前まで作品を制作し続けた。ニンフを題材とした作品も多く、1896年にも本作品と同じ場面を描いた《ヒュラスとニンフたち》を製作している。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
  • 作品名ナイアド(ヒュラスとニンフ)
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1893年 - 1893年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵個人 (不明)
  • 種類油彩
  • 高さ66cm
  • 横幅127cm
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