作品概要

不吉な顔》は、画家のエドワード・バーン=ジョーンズによって制作された作品。制作年は1886年から1887年で、シュトゥットガルト美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

未完成の連作

ペルセウス・シリーズは、エドワード・バーン=ジョーンズによって描かれた、十の場面からなる連作である。イギリスの政治家であり画家のパトロンでもあったアーサー・バルフォアの依頼により制作された。

描かれた作品の場面は順番に、《ペルセウスの召喚》《ペルセウスとグライアイ》《ペルセウスと海のニンフ》《メドゥーサの発見》《ペガサスとクリュサーオールの誕生》《メドゥーサの死》《岩と化したアトラス》《運命の岩》《果たされた運命:大海蛇を退治するペルセウス》《不吉な顔》となっている。

バーン=ジョーンズは、この作品に十年間を費やしたが、病気のために完成させることはできなかった。完成した作品は四つの油彩画のみ(《ペルセウスとグライアイ》、《運命の岩》、《果たされた運命:大海蛇を退治するペルセウス》、《不吉な顔》、いずれもシュトゥットガルト美術館蔵)であるが、ガッシュによるフルサイズの習作はすべての場面で存在する。

主題の物語

主題はギリシャ神話の有名な物語である。ゼウスの息子ペルセウスは、ゴルゴーンのメドゥサを退治し、その首を使って王女アンドロメダを救う。ルーベンスやティツィアーノ、ドラクロワなどによっても描かれてきた、人気のある主題である。バーン=ジョーンズは、この物語の主要な場面を十に分けて描いた。

図像解説

ペルセウスがアンドロメダを救出した後、彼らは結婚する。最後の場面《不吉な顔》では、ペルセウスとアンドロメダが、井戸の水面に映し出されたメドゥーサの顔を見ながら、互いに手をつないでいる。たくさんのりんごが生った木や、花のある静かな庭といった背景は、この二人の物語を締めくくる場面にふさわしい平和的な雰囲気を作り出している。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家エドワード・バーン=ジョーンズ
  • 作品名不吉な顔
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1886年 - 1887年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵シュトゥットガルト美術館 (ドイツ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ155cm
  • 横幅130cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • 不吉な顔の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。