作品概要

果たされた運命:大海蛇を退治するペルセウス》は、画家のエドワード・バーン=ジョーンズによって制作された作品。制作年は1888年から1888年で、シュトゥットガルト美術館に所蔵されている。

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未完成の連作

ペルセウス・シリーズは、エドワード・バーン=ジョーンズによって描かれた、十の場面からなる連作である。イギリスの政治家であり画家のパトロンでもあったアーサー・バルフォアの依頼により制作された。

描かれた作品の場面は順番に、《ペルセウスの召喚》《ペルセウスとグライアイ》《ペルセウスと海のニンフ》《メドゥーサの発見》《ペガサスとクリュサーオールの誕生》《メドゥーサの死》《岩と化したアトラス》《運命の岩》《果たされた運命:大海蛇を退治するペルセウス》《不吉な顔》となっている。

バーン=ジョーンズは、この作品に十年間を費やしたが、病気のために完成させることはできなかった。完成した作品は四つの油彩画のみ(《ペルセウスとグライアイ》、《運命の岩》、《果たされた運命:大海蛇を退治するペルセウス》、《不吉な顔》、いずれもシュトゥットガルト美術館蔵)であるが、ガッシュによるフルサイズの習作はすべての場面で存在する。

主題の物語

主題はギリシャ神話の有名な物語である。ゼウスの息子ペルセウスは、ゴルゴーンのメドゥサを退治し、その首を使って王女アンドロメダを救う。ルーベンスやティツィアーノ、ドラクロワなどによっても描かれてきた、人気のある主題である。バーン=ジョーンズは、この物語の主要な場面を十に分けて描いた。

図像解説

アンドロメダをそのままにして、ペルセウスはハデスの兜をかぶり、姿を隠す。そこにアンドロメダを襲おうとする海の怪物セタスが現れた。セタスは活字の装飾体のような形でペルセウスに巻き付いている。ペルセウスはこの後、キビシスの中のメドゥサの首を使ってセタスを退治する。

9番目の場面である本作と、このひとつ前の場面である《運命の岩》では、岩と鎖の形態に若干の相違がある。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドワード・バーン=ジョーンズ
  • 作品名果たされた運命:大海蛇を退治するペルセウス
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1888年 - 1888年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵シュトゥットガルト美術館 (ドイツ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ155cm
  • 横幅140.5cm
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