作品概要

受胎告知》は、画家のエドワード・バーン=ジョーンズによって制作された作品。制作年は1879年から1879年で、レディ・リーヴァー美術館に所蔵されている。

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以前より取り組んできた主題

《受胎告知》は、1860年代の油彩による三連祭壇画《王と羊飼いの礼拝》(現在はテート・ブリテン所蔵)のように、バーン=ジョーンズが以前から取り組んできた主題であった。祭壇画では、聖母マリアは中央パネルに、大天使ガブリエルは脇のパネルに描かれていた。バーン=ジョーンズはまた、聖母マリアが寝室でひざまずき、神の使者からユリを受け取る場面を描いた水彩画を、1863年から制作している。

ルネサンスの影響

作品はルネサンス期のイタリアの巨匠たちの作品から影響を受けている。シモーネ・マルティーニの三連祭壇画《受胎告知》(ウフィツィ美術館蔵)、カルパッチョの《聖ウルスラの夢》(1495年、アカデミア美術館蔵)、ボッティチェッリの《マニフィカトの聖母》(1483年、ウフィツィ美術館蔵)などである。バーン=ジョーンズは、イタリアに旅行した際にこれらを模写している。

描写

この作品においてバーン=ジョーンズは、まるでステンドグラスのデザインであるかのように、縦長の構図を選んでいる。

若い聖母マリアは肩を傾けて天使の出現に驚いており、ドレスをしっかりとつかむことで、彼女の人生を決定づける出来事に対する畏怖の念を表しているようである。そこには神の御子を身ごもる名誉だけでなく、息子を失うだろう母親の悲しみが描かれている。

人類を原罪から救うという聖母マリアの役割は、エデンの園からアダムとイブが追放される場面のレリーフが彫られた背景のアーチとの視覚的なつながりによって表されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドワード・バーン=ジョーンズ
  • 作品名受胎告知
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1879年 - 1879年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵レディ・リーヴァー美術館 (イギリス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ250cm
  • 横幅104cm
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