作品概要

ジャガイモを食べる人々》は、画家のフィンセント・ファン・ゴッホによって描かれた作品。制作年は1885年から1885年で、ヴァン・ゴッホ美術館, アムステルダムに所蔵されている。

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オランダのニューネン在住時に描かれたゴッホの画家としてのキャリアの初期の頃の作品である。本作はヌエネンで1885年に描かれた作品である。本作には4つのヴァージョンが存在し、その習作の1つはクレラー・ミュラー美術館に、リトグラフはMoMAのコレクションに入っている。

当時テオはゴッホから送られてくる素描に良い評価をしていなかったが、ゴッホ自身は「『動作中の百姓の姿』を描くこと」こそが「本質的に現代的な人物画」だという確信を持って本主題の制作に邁進していた。「ぼくは、ランプの光の下で馬鈴薯を食べているこれらの人たちが、いま皿に伸ばしているその手で土を掘ったのだということを強調しようと努めたのだ。だから、この絵は『手の労働』を語っているのであり、いかに彼らが正直に自分たちの糧を稼いだかを語っているのだ。」(404)彼は、完璧な人体を描写することよりも、そこにある自然な人間の魂を絵画に落とし込もうとしたのである。その念頭にはいつもミレーとイスラエルスがいた。イスラエルスは本作以前に『机に集う百姓の家族』として同主題の作品を手掛けており、ゴッホがこの絵から着想を得ていたことがテオへ宛てた手紙から分かっている(1882年3月)。2つの絵画は人物構成の仕方に類似点が見られる。ゴッホは本作完成から2年経った後にも、これは自身で最も成功した作品であると妹へ宛てた手紙に書いている。

1988年に本作の初期ヴァージョンがクレラー・ミュラー美術館から盗難にあったが翌年に返還された。また1991年にもヴァン・ゴッホ美術館から本作の最終ヴァージョンを含む20点余りもの絵画が盗まれたが、直ぐに返還されている。

基本情報・編集情報

  • 画家フィンセント・ファン・ゴッホ
  • 作品名ジャガイモを食べる人々
  • 制作年1885年-1885年
  • 製作国不明
  • 所蔵ヴァン・ゴッホ美術館, アムステルダム
  • 種類油彩
  • 高さ82cm
  • 横幅114cm
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