作品概要

運命の車輪》は、画家のエドワード・バーン=ジョーンズによって制作された作品。制作年は1875年から1883年で、オルセー美術館に所蔵されている。

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《運命の車輪》は、ラファエル前派の画家エドワード・バーン=ジョーンズによって描かれた油彩画である。

バーン=ジョーンズは、同主題の作品を何枚も制作している。その中でも特に有名なのが、このオルセー美術館所蔵のものである。1883年にロンドンのグロスヴナー・ギャラリーで展示されると、すぐにラファエル前派の傑作として高く評価された。

主題及び描写

「私の運命の車輪は、真に迫ったイメージだ。それは一人一人に順番にやってきて、私たちを押しつぶす」と、バーン=ジョーンズは述べている。この作品は、古典的な神話や中世の伝説といった画家の作風における完璧な例であり、官能性と不穏さが混じり合っている。これは、彼の描いた中でも最も力強い構成の作品である。

運命の女神によって回される車輪は、作品の上から下まで画面を埋め尽くし、絶え間なく回転を続けている。無慈悲で巨大な運命の女神フォルトゥナは、奴隷、王、詩人のような非力な人間の対を成している。上の奴隷と王は遠くを見ているが、下にいる詩人だけが訴えるような視線で女神を見ている。

作品に見られる影響

作品の画面は、体と車輪で完全に覆われている。スチールグレーや茶色といった暗い色合いで、悲惨な雰囲気や絶望的な宿命を強調している。女性は、ボッティチェリのような素晴らしい技術でひだが描かれた、ローマ時代のトーガをまとっている。裸体は、ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の人物に影響されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドワード・バーン=ジョーンズ
  • 作品名運命の車輪
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1875年 - 1883年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵オルセー美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ200cm
  • 横幅100cm
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