作品概要

プシュケを見つけるクピド》は、画家のエドワード・バーン=ジョーンズによって制作された作品。制作年は1866年から1866年で、大英博物館に所蔵されている。

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挿絵としてデザインされた作品

この作品は、バーン=ジョーンズがウィリアム・モリスの「地上の楽園」(全6巻、1868年から1870年の間に出版された)のためにデザインをした、挿絵の一つであった。1865年に始まったこの計画は、精巧な挿絵を実現するだけの版木が用意できなかったために放棄された。

約50のデザインがモリスによって版木に彫られたが、それはこうした意欲的な作品に満足のいくデザインを与えることができたケルムスコット・プレス(モリスの印刷工房)の書籍制作のすべての面を担うより前のことであった。

描写

この作品の深く濃い色合いは、バーン=ジョーンズの描く水彩画には典型的なものである。彼はさらに、厚く絵の具を塗り重ね、不透明な領域を作り出した。

人物の顔は、他のラファエル前派の画家の作品のものに似ているが、ややぼやけ、一般化されている細部は、バーン=ジョーンズ独自のものである。

主題

プシュケはとある国の王女で、大変な美しさで知られていた。その美しさに嫉妬した美と愛の女神ウェヌスは、息子のクピドに愛の矢を使ってプシュケに醜い男と恋をさせるように命令する。クピドはプシュケの寝室に向かうが、その際に誤って自分を矢で傷つけてしまい、プシュケに恋をしてしまう。

彼はこの主題の作品を少なくとも5つ制作し、その後、カーライル伯爵のために、クピドとプシュケの物語を題材にした一連の作品を制作した(現在はバーミンガム美術館所蔵)。クピドは愛の象徴であり、プシュケは人間の魂の憧れを表している。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドワード・バーン=ジョーンズ
  • 作品名プシュケを見つけるクピド
  • 制作年1866年-1866年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵大英博物館 (イギリス)
  • 種類水彩画
  • 高さ66.8cm
  • 横幅47.6cm
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