作品概要

ゴリアテの頭を持つダヴィデ》は、画家のジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって制作された作品。制作年は1625年から1625年で、バルベリーニ宮殿に所蔵されている。

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《ゴリアテの頭を持つダヴィデ》はジャンロレンツォ・ベルニーニによって1625年に描かれた油彩画である。この作品は現在ローマのバルベリーニ宮殿に所蔵されている。

ダヴィデとゴリアテ

この物語は『旧約聖書』「サムエル記上」17章に記述されている。その当時イスラエルを治めていたのはサウルという王であったが、既に神の恩寵を失っていた。そこで新たな王が探され、まだ少年だったダヴィデが選ばれた。

サウルはペリシテ人たちとの戦いを繰り返していたが、ペリシテ人最強の戦士ゴリアテの挑発をしばしば受けていた。ある日ダヴィデがサウルの陣を訪れた時ゴリアテと対決することになった。ゴリアテは壮年の屈強な戦士であり、ダヴィデは未だ少年であった。それにもかかわらず、ダヴィデは鎧も武器も身につけず、羊飼いの杖と投石器だけを持ってゴリアテに挑んだのである。

誰もがダヴィデの敗北を予想したが、ダヴィデが石を投げるや否や、神の加護によって石はゴリアテの額にめり込んだ。ゴリアテは死に、ペリシテ人は敗走した。

作品

この作品はダヴィデを描いたものであると同時にベルニーニの自画像でもある。このように聖書の人物に擬して現実の人物を表現することはベルニーニの芸術において繰り返されるモチーフであるとともに、彼のパトロン教皇ウルバヌス8世の好みでもあった。

この絵は大胆なで素早い筆致で描かれており、筆の跡が目に見えるほどである。ウィンザー城に所蔵されている素描と比較すると、この絵では顔は幾分理想化されているようだ。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ
  • 作品名ゴリアテの頭を持つダヴィデ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1625年 - 1625年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵バルベリーニ宮殿 (イタリア)
  • 種類油絵
  • 高さ75cm
  • 横幅65.5cm
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