作品概要

黄金の時代》は、画家のピエトロ・ダ・コルトーナによって制作された作品。制作年は1637年から1637年で、ピッティ宮殿に所蔵されている。

詳細な画像を見る

この作品は、ストーブの間(スタンザ・デラ・スツファ)に他の3作品と共に描かれている。ピエトロ・ダ・コルトーナはバロック様式の芸術家であり、ローマでは「卓越して」いた。彼の《黄金の時代》のような作品は、明るい色彩と人生の喜びに満ち、観る者にルーベンスの作品を思い出させる。

この作品の詩人オヴィッドの純粋で無垢、古典的な楽園の考え方を反映したこの絵画は、フェルディナンド2世の統治時代と彼の生家メディチ家とデルラ・ローヴィレ家の共同体を暗に示していて、ちょうど同じ年にこのフレスコ画は同年に委託、制作された。

ピッティ宮殿

ピッティ宮殿にはいくつかの重要な美術館があり、15世紀後半に建設され、おそらくルネサンス最初の建築家であるフィリッポ・ブルネレスキが、銀行家ルカ・ピッティの邸宅として始めたプロジェクトであったが、1472年のピッティの死の時点では未完成だった。

元の建物は、メディチ家の初代トスカーナ大公コジモ1世の妻、エレオノーラ・ディ・トレドによって1550年に購入され、メディチ家の公邸となった。このため、1560年建築家バルトロメオ・アンマナーティによって、17世紀初めに建築家ジュリオとアルフォンソ・パリージによって増築、改装された。

後の2人の建築家パオレッティとポッチャンティがファサードに当時の側面を与え、2つの側方に突出するパビリオンを除いて、19世紀前半のロレーヌ家の時代に完成した。さらに彼らによってメリディアーナ小宮も建てられ、宮殿の後部から見下ろされる庭園を加えられた。

内装のほとんどは、ジョヴァンニ・ダ・サン・ジョバンニ、ピエトロ・ダ・コルトーナ、ヴォルテラノ、アントニオ・ドメニコ・ガッビアーニ、セバスティアーノ・リッチによって17世紀にも行われた。

ストーブの間

ストーブの間は、ピッティ宮殿のメインフロアにある小さな部屋で、壮大な公爵の私室の一つだった。部屋はその温かい床からその名前を取った(スタンザ・デラ・スツファの「スツファ」はヒーターを意味する)。コルトーナはこの部屋の北の壁に1637年、≪黄金の時代≫と≪銀の時代≫を描いた。≪青銅の時代≫と≪鉄の時代≫は、後の1641年になってようやく実現した。

図像的な概念は、オヴィッドの作品である「メタモルフォーゼス(主にギリシャ神話に由来する、変身物語)」に基づいている。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ピエトロ・ダ・コルトーナ
  • 作品名黄金の時代
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1637年 - 1637年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ピッティ宮殿 (イタリア)
  • 種類フレスコ画
  • 高さ不明
  • 横幅不明
  • 投稿日
  • 編集者
  • 黄金の時代の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。