作品概要

慈悲深い騎士》は、画家のエドワード・バーン=ジョーンズによって制作された作品。制作年は1863年から1863年で、バーミンガム美術館に所蔵されている。

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《慈悲深い騎士》は、エドワード・バーン=ジョーンズによって1863年に描かれた水彩画である。

伝説の騎士を描いた絵画

この作品は、ケネルム・ディックビー卿が著書「騎士道の真実と実践」内に記した11世紀の伝説に基づいている。主人公は、フィレンツェの騎士ジョヴァンニ・グアルベルトである。バーン=ジョーンズによる解説文では、騎士が敵を倒しかけるがそれを許し、さらにその行為が神を喜ばせたというしるしにキリストがキスをする様子であるということが記されている。

主題の物語

ジョヴァンニ・グアルベルトはカトリックの聖人であり、ヴァッロンブローザ修道会の創始者である。ある聖金曜日のこと、彼は武装した従者とともにフィレンツェに向かっていた。その道中、自分の兄弟を殺した男と出会った。彼は復讐としてその男を殺そうとした。男は、武器を十字架の形に広げてひざまずき、その日に磔刑に処せられたキリストの御名において慈悲を請うた。ジョヴァンニは男を許した。

描写

これは間違いなくバーン=ジョーンズの最も重要な初期作品であると言える。構成、技術、表現において顕著なように、より新しい独自のスタイルを示している。

本作のための習作では、キリストによるキスはより同性愛的で、はるかに情熱的であった。ガッシュで描かれたこの完成版では、キスは深みのあるものになっており、性的な含みはない。キリストのひげは、騎士の額と言い表せない悲しみの表情の盾となっている。キリストの手の聖痕は、騎士のむきだしの手の弱々しさを引き立たせている。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドワード・バーン=ジョーンズ
  • 作品名慈悲深い騎士
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1863年 - 1863年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵バーミンガム美術館 (イギリス)
  • 種類水彩画
  • 高さ101.4cm
  • 横幅58.6cm
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