作品概要

黄金の階段》は、画家のエドワード・バーン=ジョーンズによって制作された作品。制作年は1880年から1880年で、テート・ブリテンに所蔵されている。

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来歴

《黄金の階段》は、1872年にバーン=ジョーンズがイタリアを訪れた後に描かれた絵のひとつである。彼は1876年に作業を始め、グロヴナー・ギャラリーでの展覧会が開かれる数日前の1880年4月に、大急ぎで完成させた。

他の多くの作品とは異なり、《黄金の階段》は文学的主題に基づいて描かれた作品ではない。何か特定の物語を描いたわけではないので象徴派の作品と言われてきたが、どちらかといえばかなり情緒的な雰囲気に満ちた作品である。

図像解説

白いドレスに身を包んだ若い女性達が、らせん階段を下りながら楽器を運んでいる。美術評論家フレデリック・ジョージ・ステファンズは、この女性達について、「魔法のような夢の中で幽霊か妖精のように通り過ぎて行く……彼らは一体どこへ行くのか、誰なのか、はっきりと言えることは何もない」と記している。

モデルについて

女性達の人物像はプロのモデルのものだが、頭部はバーン=ジョーンズのサークルにいた若い女性のものであり、以下のようにいくつかの識別がなされている。

画家の娘マーガレットは上から4番目におり、トランペットを持っている。上から7番目にいて身を屈めているのは、女優のエディス・チェスターである。ウィリアム・モリスの娘メイ・モリスはヴァイオリンを持ち、上から9番目にいる。左下でシンバルを持っているのはフランシス・グラハム、後にレディ・ホーナーとして知られるウィリアム・グラハムの娘である。その後ろに立っているのはウィリアムグラッドストンの娘、メアリーグラッドストンである。その他には、ローラ・リトルトンとして後に知られるローラ・テナントと、後のレディ・ラブレスであるメアリー・ステュワート・ウォートリーなどがいる。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドワード・バーン=ジョーンズ
  • 作品名黄金の階段
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1880年 - 1880年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵テート・ブリテン (イギリス)
  • 種類油彩、板
  • 高さ269.2cm
  • 横幅116.8cm
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