作品概要

森の道》は、画家のテオドール・ルソーによって制作された作品。制作年は1860年から1865年で、オルセー美術館に所蔵されている。

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バルビゾン村

テオドール・ルソーは、新古典主義画家ジャン=シャルル・ジョゼフ・ルモンドに師事し、ルーヴル美術館において主に17世紀の風景画家、クロード・ロラン、メインデルト・ホッベマやロイスダールの作品を模写することで絵の教育を受けた。

1847年、ルソーはフォンテーヌブローの森のはずれにあるバルビゾン村に移住した。サロンでは落選続きであったが、ルソーの存在自体はよく知られており、他の画家からは高く評価されていた。

森の男ルソー

1848年に《フォンテーヌブローの森のはずれ、日没》(ルーヴル美術館蔵)にて、ルソーは公の場でも高い評価を得た。しかしパリでの名声にもかかわらず、ルソーはバルビゾン村に残り、村を離れることはめったになかった。 ルソーが自分自身を「森の男」と呼んでいたように、風景画のみを描き続けた彼は、森から遠く離れて住むことはできなかった。

描写

この絵画において、ルソーの注意を引いたのは嵐のさなかにある森のはずれである。茂った低木の暗い広がりの向こう側、小道を横切ったところに、裸の木々が見られる。秋の赤い色合いは、鉛色から黄色、明るい青へと変化する嵐の空に対して際立って見える。風が吹き荒れる風景の中、動きや震えが場面全体を覆っている。

生き生きとした筆遣いは、色を小さな描点に分けている。ルソーが採用し始めたこの技術は、早期印象派のものにいくらか似ている。しかし、今にも激しくなりそうな嵐を劇的に演出することで、ルソーはロマン主義的な表現も行っている。

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基本情報・編集情報

  • 画家テオドール・ルソー
  • 作品名森の道
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1860年 - 1865年
  • 製作国フランス
  • 所蔵オルセー美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ30cm
  • 横幅51cm
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