作品概要

聖パウロに視力と取り戻すアナニヤ》は、画家のピエトロ・ダ・コルトーナによって制作された作品。制作年は1631年から1631年。

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アナニアはイエスの弟子であり、聖書ではタルソスのサウル(後に十二使徒パウロとして知られる)の視力を回復し、神の道に導くためにイエスに遣わされたと記述がある。

アナニアはダマスカスに住んでいたと言われており、パウロの言葉では、敬虔で、ダマスカスのすべてのユダヤ人が良く思っている人物であったと書かれている。これは、アナニアがエルサレムで迫害された難民の一人ではなかったことを示す。

サウルの治癒

イエスがアナニアの前に現れ、ストレートと呼ばれる通りに行き、タルソスにいるサウルと呼ばれるユダヤ人の家を訪ねるように話した。アナニアは、サウルが聖人を迫害したと主張したが、神は、サウルが神の代わりに選ばれた、ユダヤ人の王と子供たちとユダヤ人でない者の渡し船であったと言った。

アナニヤがサウルの待つ土地に入り、彼の元を訪れた時、サウルの両目の表面にあった死んだ組織のうろこが剥がれ落ち、アナニヤを見上げた。さらなる導きの後、サウルはキリスト教の洗礼を受けた。

現代の学者による聖書の位置づけ

ロデリック・L・エヴァンズによると、アナニアは弟子ではなく預言者であったという。彼の新約聖書の預言者に対する意見は、神からのメッセージを受けたり、将来の出来事を明らかにする聖書に登場する人物は、使徒や弟子のような別の称号があるにも関わらず、預言者とみなすとされている。

聖公会の司祭であり神学者のエドワード・クロース・セルウィンはアナニアを預言者としてだけでなく、70人の弟子たちの一人であり、異なる役目を割り当てられた十二使徒だと認識している。

F・F・ブルースはアナニアが、神聖な歴史の中で名誉ある位置づけをされており、大いなる使徒としての人生の仕事の功績によって、人々からの感謝の気持ちによる特別な資格を得ていると示唆している。

アナニアはまた、ローマのヒッポリュトスや他の人物により、任務が記録されている70人の弟子であるとされる。カトリックの伝えでは、アナニアはエールテロポリスで殉教した。

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基本情報・編集情報

  • 画家ピエトロ・ダ・コルトーナ
  • 作品名聖パウロに視力と取り戻すアナニヤ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1631年 - 1631年
  • 製作国不明
  • 所蔵不明(イタリア)
  • 種類油彩
  • 高さ169.5cm
  • 横幅121.9cm
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