作品概要

聖女に救われる聖セバスティアヌス》は、画家のジャン=バティスト・カミーユ・コローによって制作された作品。制作年は1851年から1873年で、ウォルターズ美術館に所蔵されている。

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《聖女に救われる聖セバスティアヌス》は、フランスの画家ジャン=バティスト・カミーユ・コローにより1851年から1873年にかけて制作された油彩画である。ウォルターズ美術館に所蔵されている。

主題

聖セバスティアヌスは、ディオクレティアヌス帝の統治下にあったローマ帝国の兵士で会った。キリスト教に改宗したことで逮捕され、矢を射られる刑を受ける。寡婦イレネは、死にかけている聖セバスティアヌスを見つけ、体から矢を抜き取った。聖セバスティアヌスは、イレネの介抱のおかげで奇跡的に回復したが、後に殴打の刑で殉教することとなる。

描写

コローの絵画では、聖セバスティアヌスの聖性と殉教は、月桂樹の花輪と椰子の葉を持っているプットーあるいはケルビムによって象徴されている。ある批評家が1871年に書いたように、「セバスティアヌスが苦しんで死にかけた瞬間、森林は彼の苦しみを分かち合い、彼の死を悼むと同時に、憂鬱な天空に彼を引き上げる」。

度重なる改作

20年以上にわたって描かれたこの野心的な絵画の改作の形跡は、肉眼で見ることができる。コローの伝記記者であり親友であったアルフレッド・ロボーによると、本作は一度1853年のパリ・サロンで展示され、その後1867年のパリ万国博覧会に展示する際に手を加えられた。1871年には、フランコ・プルシアン戦争の孤児のための資金を調達する宝くじの賞品として、コローはこの作品を提供した。最終的に作品の上部まで描き切ったのは、1873年のことだった。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
  • 作品名聖女に救われる聖セバスティアヌス
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1851年 - 1873年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ウォルターズ美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ257.81cm
  • 横幅168cm
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