作品概要

施しを受けるベリサリウス》は、画家のジャック=ルイ・ダヴィットによって制作された作品。制作年は1781年から1781年で、リール宮殿美術館に所蔵されている。

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《施しを受けるベリサリウス》は、フランスの画家ジャック=ルイ・ダヴィッドにより1781年に制作された油彩画である。リール宮殿美術館に所蔵されている。本作は、イタリアから帰国したダヴィッドが、1781年のサロンに展示した作品である。

主題となるエピソード

《聖ロッコを癒す聖母》の成功の後、ダヴィッドは古代の歴史主題を選んだ。ベリサリウスは、ビザンティン皇帝ユスティニアヌスに仕えた忠実な将軍である。彼はヴァンダル王国、東ゴート王国、ブルガール人に対して大勝利を収めたが、その後政治的陰謀に関与し、反逆罪で逮捕された。釈放されるも、その後乞食となった。両目がえぐり取られたというエピソードもあり、本作はこれに則っている。

新古典主義の完全な例

この作品は、女性より施しを受けるべリサリウスと、かつての部下である兵士がそれを見ている場面を描いている。これはダヴィッドの独自の解釈であり、源となるこのような記述はない。

これは、新古典主義と呼ばれる新しく英雄的かつ荘厳な様式の最初の完全な例である。冷静で合理的な様式で描かれ、深刻な主題を持っている。

運命の逆転

舞台上であるかのように配置された少数の登場人物は、わかりやすいジェスチャーを示している。本作は、慈善、共感、愛国心、運命の逆転について描いたものといえる。老人が絶望的な状況を告げ、鑑賞者の慈善的感性に訴えかける。右下隅にある石には、ラテン語で「オボルス(古代ギリシャ銀貨)をべリサリウスに与えよ」と書かれている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャック=ルイ・ダヴィット
  • 作品名施しを受けるベリサリウス
  • 英語名Belisarius Receiving Alms
  • 分類絵画
  • 制作年1781年 - 1781年
  • 製作国フランス
  • 所蔵リール宮殿美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ288cm
  • 横幅312cm
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