作品概要

サロメ》は、画家のフランツ・フォン・シュトゥックによって制作された作品。制作年は1906年から1906年で、レンバッハハウス美術館に所蔵されている。

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《サロメ》は、ドイツの画家、彫刻家、版画家、及び建築家のフランツ・フォン・シュトゥック(1863-1928)が、1906年に描いた絵画である。

シュトゥックは、ミュンヘン分離派グループの創始者の一人である。彼はスイスの象徴主義の画家、アルノルト・ベックリンに影響され、主に神話などを絵画のテーマとして用いた。

作品のテーマ

この作品には、古代パレスチナの領主ヘロデ・アンティパスとその妃ヘロディアの娘である、サロメが描かれている。

本作のテーマは、黒人の使いにより洗礼者ヨハネの切り首が献上されたことにより、喜びの舞を踊っているサロメとなっている。

作品の来歴ー3度描かれた絵画

シュトゥックは1906年に本作を3回描いている。

小さなサイズ(45.7 × 24.7 cm)の、サロメの全身が描かれたものは、ドイツ・ドレスデンのノイエ・マイスター絵画館に1953年から1991年まで展示されていた。その後、私蔵として個人のコレクションに引き取られた。

より大きなサイズ(115.5 × 62.5 cm)の作品には、オリジナルの構図の4分の3のみしか描かれておらず、ドイツ・ミュンヘンのレンバッハハウス美術館の常設展に展示されている。3部目はヘッセン州立博物館の所蔵であったが、第二次世界大戦で行方不明となった。

象徴主義を物語る作品

シュトゥックは当時、象徴派を代表する画家として、ヨーロッパ中で活躍していた。

象徴主義は、自然主義や写実主義のような、理想ではなくありのままの現実を描こうとする画法に対抗する形で、形成されて行ったものである。日常的な世界を理想世界へと上昇させて表現することに重きが置かれた。

象徴主義の画家たちは精神や想像の世界、そして夢を描くことが主であったが、この作品もその例外ではない。

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基本情報・編集情報

  • 画家フランツ・フォン・シュトゥック
  • 作品名サロメ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1906年 - 1906年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵レンバッハハウス美術館 (ドイツ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ115.5cm
  • 横幅62.5cm
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