作品概要

》は、画家のフランツ・フォン・シュトゥックによって制作された作品。制作年は1893年から1893年で、ノイエ・ピナコテークに所蔵されている。

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《罪》は、ドイツの画家、彫刻家、版画家、及び建築家のフランツ・フォン・シュトゥック(1863-1928)による絵画である。

シュトゥックは、ミュンヘン分離派グループの創始者の一人である。彼はスイスの象徴主義の画家・アルノルト・ベックリンに影響され、主に神話などを絵画のテーマとして用いた。

作品のテーマ

本作には旧約聖書のイヴの裸体に、大蛇が巻き付いている様子が描かれている。右上の端には明るい色が使われている一方、残りの背景は暗闇に包まれている。

本作のモチーフは、シュトゥックが1889年に描いた絵画《官能》の制作過程に形成された。

象徴主義を代表する作品

ノイエ・ピナコテークとの取引は、シュトゥックにとって芸術的にも経済的にも決定的なものとなった。それ以降、本作は象徴主義運動の代表作として掲げられている。

象徴主義は、自然主義や写実主義のような、理想ではなくありのままの現実を描こうとする画法に対抗する形で形成されて行ったものである。日常的な世界を理想世界へと上昇させて表現することに重きが置かれた。

作品の来歴

《罪》が初めて展示されたのは、1893年に開催されたミュンヘン分離派の第一回展覧会であった。そこで大きな評判を巻き起こした本作は、後にミュンヘンにある美術館のノイエ・ピナコテークに購入された。

シュトゥックは本作を12回描いており、その一部は現在ドイツ・ミュンヘンのノイエ・ピナコテーク、ベルリンのドイツ国立美術館、イタリア・パレルモの近代美術館、アメリカ・シアトルのフライ美術館などで閲覧できる。

また、一部はシュトゥックの旧居で現在美術館となっている、ヴィラ・シュトゥックに安置されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家フランツ・フォン・シュトゥック
  • 作品名
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1893年 - 1893年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵ノイエ・ピナコテーク (ドイツ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ94.5cm
  • 横幅59.6cm
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