作品概要

ルシファー》は、画家のフランツ・フォン・シュトゥックによって制作された作品。制作年は1890年から1890年で、国立外国美術館に所蔵されている。

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フランツ・フォン・シュトゥック(1863-1928)はドイツの画家、彫刻家、版画家、及び建築家であり、ミュンヘン分離派グループの創始者の一人である。シュトゥックはスイスの象徴主義の画家であるアルノルト・ベックリンに影響され、主に神話などを絵画のテーマとして用いた。

《ルシファー》はシュトゥックの「暗黒期」に発表された作品であり、人間と悪魔の混在した存在が描かれている。

作品の来歴

ブルガリア国王のフェルディナンド1世は、本作をソフィア市にある皇帝コレクションに加えるために、シュトゥックのスタジオから1891年に直接購入した。1930年12月25日、息子で次期ブルガリア国王であったボリス3世が国立博物館の所蔵に加え、1948年よりブルガリア国立美術館の所蔵となった。

1985年に国立外国美術館に移転され、2015年以降はファンド・ギャラリーの「Square 500」で管理されている。

象徴主義画家として名を揚げて行ったシュトゥック

シュトゥックは象徴派の画家として、1893年のシカゴ万国博覧会や1900年のパリ万国博覧会などで多くのメダルを受賞した。

象徴主義は自然主義や写実主義のような、理想ではなくありのままの現実を描こうとする画法に対抗する形で形成されて行ったものであり、日常的な世界を理想世界へと上昇させて表現することに、重きが置かれた。

象徴派の作品には精神や想像の世界、そして夢が描かれることが主であったが、この作品もその例外ではない。

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基本情報・編集情報

  • 画家フランツ・フォン・シュトゥック
  • 作品名ルシファー
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1890年 - 1890年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵国立外国美術館 (ブルガリア)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ161cm
  • 横幅152cm
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