作品概要

天国の守護神》は、画家のフランツ・フォン・シュトゥックによって制作された作品。制作年は1889年から1889年で、ヴィラ・シュトゥックに所蔵されている。

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フランツ・フォン・シュトゥック(1863-1928)はドイツの画家、彫刻家、版画家、及び建築家である。彼はスイスの象徴主義の画家であるアルノルト・ベックリンに影響され、主に神話を絵画のテーマとして用いた。

初めて発表された大型の油絵

《天国の守護神》には、神々しい光を浴び、鳥のような羽を持つ天使と、炎で燃える剣が描かれている。

この作品はシュトゥックが最初に発表した大型の油絵でであったが、初めてであったにも関わらず、1889年にミュンヘンの王立ガラス宮で開催された美術展示に出品された。そこで本作は金メダルを受賞し、シュトゥックには6000マルクが付与された。

《天国の守護神》は現在シュトゥックの旧居であり、美術館として運営されているヴィラ・シュトゥックで管理されている。

象徴主義画家として名を揚げるきっかけに

この作品をきっかけに、シュトゥックは象徴派の画家として名を揚げて行くこととなる。

象徴主義は、自然主義や写実主義のような、理想ではなくありのままの現実を描こうとする画法に対抗する形で形成されて行ったものである。日常的な世界を理想世界へと上昇させて表現することに重きが置かれた。

精神や想像の世界、そして夢を描くことが主であったが、この作品もその例外ではない。

多方面で活躍した画家

多才なシュトゥックは、その後1893年のシカゴ万国博覧会に出品した別の絵画で金メダルを受賞し、1900年のパリ万国博覧会に出品した家具でも、金賞を受賞している。彼はその後生涯、ヨーロッパの芸術界において様々な方面で活躍を続けて行った。

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基本情報・編集情報

  • 画家フランツ・フォン・シュトゥック
  • 作品名天国の守護神
  • 制作年1889年-1889年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵ヴィラ・シュトゥック (ドイツ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ250cm
  • 横幅167cm
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