作品概要
《リュートを調弦する女》は、画家のヨハネス・フェルメールによって制作された作品。制作年は?。

本作品は保存状態が悪く、画面の傷みが激しい。
題名は『窓辺でリュートを弾く女』とされることもあるが、画中の女性はリュートを弾いているのではなく、調弦しているところである。女性は窓の外を見つめ、誰か(おそらくは恋人)のやって来るのを心待ちにしている風情である。画面の暗さと傷みのためにわかりにくいが、画中にはもう1つの楽器(ビオラ・ダ・ガンバ)があり、向かって右には空席の椅子があることも、やがてやって来る来訪者のあることを暗示している。
鉄道王コリス・P・ハンティントン旧蔵。1925年、現所蔵者の美術館に遺贈。
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