作品概要

ビア・デ・メディチの肖像》は、画家のアーニョロ・ブロンズィーノによって制作された作品。制作年は1542?年から1542?年で、ウフィツィ美術館に所蔵されている。

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《ビア・デ・メディチの肖像》は画家アーニョロ・ディ・コジモ、通称ブロンズィーノによって1542年ごろに制作された絵画である。ブロンズィーノはこの少女を椅子に座った半身像として描いた。背景の青が顔を明るく見せている。

肖像画の主

この肖像画はかつてフィレンツェの君主メディチ家のコジモ1世の子供の頃を描いたものだとされていたが、現在では彼の庶子ビア、あるいはコジモ1世の前のフィレンツェ公アレッサンドロ・デ・メディチの庶子ジュリアのどちらかの肖像だと考えられている。この当時の子供は男の子であっても女の子と同じようにスカートをはくことがあったためコジモの肖像とされたのだが、描かれているのは少年というよりは少女のようである。また、少女の不安げな表情もフィレンツェのリーダーとして相応しくないと考えられた。

ジュリアはアレッサンドロ・デ・メディチと愛妾タッデア・マラスピーナの娘であり、ビアはコジモ1世と名前のわからないある女性との娘であったが、この二人は一緒に育てられた。このほかにもメディチ家出身の別の少女を描いたという説もあり、結局のところこの肖像画の主ははっきりしない。

後世への影響

肖像画の主がはっきりしないにもかかわらずこの作品はブロンズィーノの代表作としてよく知られており、現代美術の作家にもインスピレーションを与えている。例えばアメリカの現代芸術作家ジョセフ・コーネルはこの絵を題材にしたアッサンブラージュを1948年に制作している。

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基本情報・編集情報

  • 画家アーニョロ・ブロンズィーノ
  • 作品名ビア・デ・メディチの肖像
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1542?年 - 1542?年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ウフィツィ美術館 (イタリア)
  • 種類油絵
  • 高さ64cm
  • 横幅48cm
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