作品概要

ルイーズ・マリー・ド・ブルボン=パンティエーヴル》は、画家のエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによって制作された作品。制作年は1789年から1789年で、マルセイユ美術館に所蔵されている。

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フランス革命直前の作品

ヴィジェ=ルブランは、18世紀に活躍した女性画家。フランス革命前後のフランスをはじめとして、ヨーロッパ各国の上流階級の人々の肖像画を多数描いた。特に、マリー・アントワネットの肖像画家として知られる。

ルイーズ・マリー・ド・ブルボン=パンティエーヴル(1753-1821)は、父パンティエーヴル公の莫大な財産を相続し、革命前のフランスで最も裕福な相続人となった。1769年にオルレアン公ルイ・フィリップ2世と結婚したが、夫は放蕩者だったため、幸せな結婚生活ではなかったようだ。6人の子供をもうけ、そのうちの1人はフランス最後の国王ルイ=フィリップ1世となった。フランス革命時にはビジー城に幽閉され、財産を没収された。

特徴的な服装

この作品は、1789年のサロンで発表された。オルレアン公爵夫人ルイーズ・マリー・ド・ブルボン=パンティエーヴルは、東洋風の絹とモスリンを重ねたサテン地のネグリジェを身にまとっている。生地の白さ、服装の柔らかさ、高めの位置に巻かれたベルトは、フランス革命中のディレクトワール時代における新たな装いを示しているかのようである。

ベルトの中央には、ウェッジウッドの陶器のメダイヨンがあしらわれている。その中には、ローレンス・スターンの著作「センチメンタル・ジャーニー」の登場人物マリアが夫の死を悲しむ様子が描かれている。これは、ルイーズ・マリーの不幸な結婚生活を示唆しているとも言われる。サロンでこの作品を展示した時、ダゲッソー侯爵夫人はこの絵を気に入り、同じような服装と同じメダイヨンをつけたベルトで自画像を制作してもらっている。

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基本情報・編集情報

  • 画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
  • 作品名ルイーズ・マリー・ド・ブルボン=パンティエーヴル
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1789年 - 1789年
  • 製作国フランス
  • 所蔵マルセイユ美術館 (フランス)
  • 種類油彩
  • 高さ109cm
  • 横幅86.5cm
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