作品概要

サビニの女たち》は、画家のジャック=ルイ・ダヴィットによって制作された作品。制作年は1799年から1799年で、ルーヴル美術館に所蔵されている。

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《サビニの女たち》はダヴィッドの特徴でもある英雄的な表現をしている典型的な歴史画作品である。

古代ローマの歴史家ティトゥス=リウィウス著『ローマ建国史』などに記されている、「サビニの女たち」というローマ帝国建国時代の有名な伝説的エピソードである。

主題の要約

当初ローマには女性が少なかった為、ローマでの祭りを口実にサビニ等近隣の人々を集め、合図と共に未婚の若い女性を略奪した。

その後、サビニ人はローマを襲い、女性達を取り戻そうとするが、もう既に夫婦になり子もいた為、サビニの女性がローマ人とサビニ人との戦いの間に入り仲裁し、愛情の言葉をかけることで、戦いを平和的に終結させた。

描写

前景画面中央に仲裁しているヘルシリア、画面右側に槍を振りかざし、攻撃しようとする屈強なローマ王の夫、画面左側に盾を持ち攻撃を防ごうとするサビニ王である父、そしてヘルシリアの足元には彼女の子供達を配し、中景にサビニ人とローマ人の戦いの群衆構図と多数の長槍で戦いの激しさを描写し、遠景に当時の史実に基づいたローマの建築物、カピトリーノの城塞を描いている。

構想

ローマに関する物語を描いているがダヴィッドは純粋なギリシャを描きたいと語り、ギリシャ彫刻のような理想的な人物造形の裸体の兵士を描くことにした。

ロベスピエールの失脚による投獄の際に《サビニの女たち》構想を練られ、ダヴィッドがこの主題を選んだ理由としては革命後の平和的和解を訴えようとしていたといわれている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャック=ルイ・ダヴィット
  • 作品名サビニの女たち
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1799年 - 1799年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ルーヴル美術館 (フランス)
  • 種類油絵
  • 高さ385cm
  • 横幅522cm
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