作品概要

「ニーナ」を演じるデュガゾン夫人》は、画家のエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによって制作された作品。制作年は1787年から1787年で、個人蔵に所蔵されている。

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舞台の一場面

エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン(1755–1842)は、18世紀で最も成功した女性画家。宮廷画家として30点以上のマリー・アントワネットの肖像画を描いたことで有名。その他にも、当時の貴族や社交界で活躍する人物の肖像画を多数制作した。

この作品でヴィジェ=ルブランは、女優、舞踏家、歌手として当時の演劇界で有名だったデュガゾン(1755–1831)を描いている。デュガゾンは彼女の代表的な役である「ニーナ、あるいは愛に狂った女」の主人公ニーナを演じている。ニーナは眼を見開いた生き生きとした表情で、恋人の呼びかけに答えて立ち上がろうとしている。ヴィジェ=ルブランはこの舞台が気に入り、何度も劇場に足を運んでいたという。

人気女優のヒット作

「ニーナ」はオペラ=コミック座で1786年5月に初演された。ストーリーは、ニーナは恋人を決闘で亡くし、発狂してしまうが、恋人は実は生きおり、最終的には交際に反対していた父親にも結婚を認められる、というもの。この舞台は成功を納め、ニーナ風の髪型やコートなどが流行するほどだったという。その後バレエ版やイタリア語版なども生まれた。

デュガゾン夫人、本名ルイーズ=ロザリー・ルフェーヴル(1755–1821)は、フランスで活躍したメゾソプラノのオペラ歌手、女優、舞踏家。ベルリンでダンス教師の娘として生まれ、1765年にパリに移った。12歳でダンサーとしてデビューしたが、コメディ・イタリアン(後のオペラ=コミック座)で女優として活動し始めると、人気女優となった。同劇団には20年以上在籍して、60以上の役を務めた。

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基本情報・編集情報

  • 画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
  • 作品名「ニーナ」を演じるデュガゾン夫人
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1787年 - 1787年
  • 製作国フランス
  • 所蔵個人蔵 (不明)
  • 種類油彩
  • 高さ146cm
  • 横幅115cm
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