作品概要

ルイーザ・マリア・ディ・ボルボーネ=ドゥエ・シチリエ》は、画家のエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによって制作された作品。制作年は1790年から1790年で、カポディモンテ美術館に所蔵されている。

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イタリアの王女

ルイーザ・マリア・ディ・ボルボーネ=ドゥエ・シチリエ(1773-1802)は、ナポリとシチリアの王女で、トスカーナ大公フェルディナンド3世の妃。ヴィジェ=ルブランのイタリア滞在中に描かれた作品。伝統的な王族の肖像画とは違って、彼女は簡素な服装で机に座り、自身が描いたものをこちらに示すようなしぐさをしている。彼女のドレスは1790年代初頭の「パウター・ピジョン」と呼ばれるスタイルである。

ルイーザ・マリアはナポリの王宮で生まれた。父親はのちの両シチリア王フェルディナンド1世、母親はマリー・アントワネットの姉のマリア・カロリーナ・ダズブルゴ。彼らは子供を18人もうけたが、その中で成人するまで生きたのはルイーザ・マリアを含め7人だけだった。

1790年にフェルディナンド3世と結婚。フェルディナンドは同年の始めから大公としてトスカーナを支配していた。その後、フェルディナンド3世は1801年のアランフエス条約で退位を余儀なくされ、ルイーザ・マリアと共にウイーンに移り住んだが、そこでルイーザ・マリアは出産中に死去した。

革命を逃れイタリアへ

ヴィジェ=ルブランはマリー・アントワネットの画家として有名だが、そのためにフランス革命が起こると、国外に逃げなくてはならなくなった。娘と共にフランスを出て彼女が最初に向かった地がイタリアで、1789年から1792年までの3年間滞在した。

イタリア滞在は有名な芸術作品を鑑賞する機会となったと同時に、新たな顧客を得て、引き続き絵画を制作して暮らした。ローマでも彼女の絵は高く評価され、ローマの芸術家協会であるアカデミア・ディ・サン・ルカのメンバーにも選ばれた。

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基本情報・編集情報

  • 画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
  • 作品名ルイーザ・マリア・ディ・ボルボーネ=ドゥエ・シチリエ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1790年 - 1790年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵カポディモンテ美術館 (イタリア)
  • 種類油彩
  • 高さ119cm
  • 横幅82cm
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