作品概要

シーソー》は、画家のジャン・オノレ・フラゴナールによって制作された作品。制作年は1750年から1752年で、ティッセン・ボルミネッサ美術館に所蔵されている。

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《シーソー》はフランスのロココ期の画家ジャン・オノレ・フラゴナールによって描かれた作品である(カンバス、油絵)。

本作は《目隠し鬼》(トレド美術館、アメリカ)とペアになる作品として制作された。《シーソー》はフラゴナールのキャリア初期、初めてのイタリア旅行よりも前に描かれた。

フラゴナールは本作で4人の子供達を木々の中に描き、その葉や枝はカンバス全体に広がっている。自然への愛と関心は、画家がいつも特に生き生きとした手法で捉えたもので、この少し後、イタリア時代の作品から、顕著になってくる。

キャリア初期のフラゴナール

当時のフラゴナールはブーシェに師事し、1753年から1756年までの3年間をパリのEcole Royal des Eleves Protegesで学び、1756年から1761年までローマに留学した。これにより、フラゴナールのスタイルは著しく変化し、かなり装飾的になって行った。

キャリア初期にもかかわらず、本作には後々彼に名声と人気をもたらすことになる要素、例えば作品の素材そのもの(この場合は木で遊ぶ子供達)や、その描写スタイルがある。

代表作《ぶらんこ》に先行

シーソーの動きや色、そしてそれを描いた手法は、生命力に溢れる絵を創り出し、空中を前方に向かって揺れる少女から、斜め方向のラインをダイナミックに用いるための素晴らしいお手本になっている。《シーソー》はフラゴナールの最も世に知られた作品の一つである《ぶらんこ》(ウォレス・コレクション、ロンドン)に先行する作品となった。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・オノレ・フラゴナール
  • 作品名シーソー
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1750年 - 1752年
  • 製作国不明
  • 所蔵ティッセン・ボルミネッサ美術館 (スペイン)
  • 種類カンバス、油彩
  • 高さ120cm
  • 横幅94cm
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