作品概要

盗まれた接吻》は、画家のジャン・オノレ・フラゴナールによって制作された作品。制作年は1788年から?で、エルミタージュ美術館に所蔵されている。

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《盗まれた接吻》はフランスのロココ期の画家ジャン・オノレ・フラゴナールの作品である(カンバス、油絵)。

図像解説

《盗まれた接吻》は儚く過ぎ去っていく時における秘密の恋と情熱的な一瞬、というテーマを探求して描かれた作品である。本作品は時が完全に止まった瞬間を切り取っている。2人の恋人は誰も見ていない中でこっそりとキスをした(つもりになっていた)が、その行為は目撃されていた。

若い女性は色っぽくキスする男性に寄りかかる一方で、隣の部屋でパーティーをしている他のメンバーの方に目をやっている。この行為は形式的であり、人物のポーズはまるで情熱的な抱擁を風刺しているようでもある。

ロココスタイルの軽さを保ちながら、若い女性のドレスは細部まで驚くほどの注意力を持って描かれている。その装飾とファッションはまるで第三の登場人物のようでもある。

フランス革命前夜

このタイプの半ばエロチックなテーマは、フランス革命前の勢いのあった時代において、特にベルサイユの各広間でロマンチックな愚行やゴシップのネタをかき集めていたフランスの貴族達の間で、とても人気があった。フラゴナールはこのジャンルにおける天才だった。

若い女性の茶目っ気のある視線は、迫り来る嵐、つまりデカダンスは長続きしないことを知っているようにも見える。このような手法をとったことで、《盗まれた接吻》は単なるエロチシズムのジャンルの境界線を超えて、歴史的な作品となった。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・オノレ・フラゴナール
  • 作品名盗まれた接吻
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1788年 - 不明
  • 製作国不明
  • 所蔵エルミタージュ美術館 (ロシア)
  • 種類カンバス、油彩
  • 高さ45cm
  • 横幅55cm
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