作品概要

黄金の子牛に生贄をささげるヤラベウム》は、画家のジャン・オノレ・フラゴナールによって制作された作品。制作年は1752年から?。

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北イスラエル王ヤラベウム

《黄金の子牛に生贄をささげるヤラベウム》はフランスのロココ期の画家ジャン・オノレ・フラゴナールによって描かれた作品である(カンバス、油絵)。

本作品でフラゴナールは、黄金の子牛に生贄をささげる北イスラエルの初代王、ヤラベウムを描いた。『列王記(旧約聖書の一書)』によると、ヤラベウムは古代イスラエル王国から分離した10の部族を北イスラエル王国として統治した王で、その期間は22年間に渡った。

崩れ出す神殿と硬直する手

狂ったように祈りをささげているヤラベウムの前で、ユダ王国から来た預言者が神からの警告を発している。しかしこの預言者は、厚かましくも反抗的な言葉を発したとして、当局員に捕らえられてしまう。本作品では、神殿が崩れ出し、ヤラベウムの手が石のように硬直してしまった瞬間が描かれている。

画面左側の彫刻的なヤラベウムとは対照的に、画面右側はよりダイナミックな構図になっており、警告を発し続ける預言者と、彼を取り押さえている当局員達が描かれている。構図の中央では奥に金色の子牛が見てとれる。この子牛はヤラベウムがダンとベテルに建てた神殿に置いた神の象徴である。

ローマ賞の受賞

本作品はフラゴナールの溢れんばかりのスタイルが現れている完璧な事例として考えられている。フラゴナールは本作にて1752年にローマ賞を受賞し、1753年から1756年までパリで歴史や神話をテーマにした絵を学んだ後に、ローマのパリ・アカデミーへと留学した。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・オノレ・フラゴナール
  • 作品名黄金の子牛に生贄をささげるヤラベウム
  • 制作年1752年-不明
  • 製作国不明
  • 所蔵不明(フランス)
  • 種類カンバス、油彩
  • 高さ115cm
  • 横幅145cm
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