作品概要

ジョゼフ・ヴェルネ》は、画家のエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによって制作された作品。制作年は1778年から1778年で、ルーヴル美術館に所蔵されている。

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作者の良き理解者

ヴィジェ=ルブランの師、風景画家ジョゼフ・ヴェルネ(1714‐1789)が彼女のためにモデルになった作品。ヴェルネは彼女に絵画制作についてアドバイスしたり、王立絵画彫刻アカデミーに入会する際に、反対する人々を説得して彼女を後押しした。

ヴィジェ=ルブランが立絵画彫刻アカデミーのメンバーになったのは1783年。女性であること、夫が画商であることなどを理由に反対する者もいたが、ヴェルネなどが彼女を支援した。最も効果的だったのは、彼女を気に入っていたマリー・アントワネットがルイ16世に口添えしたことだった。こうして、ヴィジェ=ルブランは当時4人しかいなかったアカデミーの女性メンバーのうちの1人になった。

海に魅せられた画家

ジョゼフ・ヴェルネはフランスのアヴィニョンに生まれた。装飾画家であった父の仕事を手伝う中で技術を身に付けたが、さらに美術を学ぶため、ローマに渡った。道中で目にしたクジラに感動し、クジラの絵を描いていた画家のスタジオに入門した。ローマでは20年間生活し、風景画・海洋画家として知られるようになった。

フランスに戻ったヴェルネは、国王ルイ15世から注文を受けて、連作《フランスの港》を制作した。彼はフランス各地の港の風景を、当初は24点描く予定ではあったが、10年の歳月をかけて15点描いた。

作風としては、夕日や月明かりに照らされた海の風景を効果的に描いていることに特徴がある。また、彼の風景画の多くは空に大きく画面を割いており、キャンバスの下部には人々の日常風景が生き生きと描かれている。

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基本情報・編集情報

  • 画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
  • 作品名ジョゼフ・ヴェルネ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1778年 - 1778年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ルーヴル美術館 (フランス)
  • 種類油彩
  • 高さ92cm
  • 横幅72cm
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