作品概要

パーヴェル1世の娘たち》は、画家のエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによって制作された作品。制作年は1796年から1796年で、エルミタージュ美術館に所蔵されている。

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ロシア皇帝の娘

フランスの画家ヴィジェ=ルブランによる、ロシア皇帝パーヴェル1世の娘、アレクサンドラ・パヴロヴナとエレナ・パヴロヴナを描いた肖像画。ヴィジェ=ルブランはマリー・アントワネットの肖像画家としてパリで活動していたが、フランス革命のため国外に退避した。これはロシア滞在中に描かれた作品。

この絵の姉妹ははじめ、半袖で腕を露出していたた。だが、彼女たちの祖母のエカチェリーナ2世はそれが気に入らなかったため、袖を描き足している。

姉妹について

姉のアレクサンドラは、パーヴェル1世と彼の二番目の妻マリアとの間に、第3子の長女として生まれた。兄のアレクサンドルにあやかって、アレクサンドラと名付けられた。この肖像画が描かれた年には13歳だった。

父方の祖母であるエカチェリーナ2世は初めのうちアレクサンドラのことが気に入らなかったようだ。生まれたのが男子でなく失望したためか、醜い、妹のエレナの方が賢い、などど不満を漏らした。だが、彼女が成長するにつれて勉強熱心で、芸術にも才能があるとわかると、次第に孫娘に愛着を感じ始めるようになる。アレクサンドラも祖母エカチェリーナ2世を特に気に入っていたという。

妹のエレナは、当時、姉アレクサンドラと1歳違いの12歳。その美しさから、ギリシャ神話のヘレネから取ってエレナと名付けられた。

彼女は自宅で教育を受け、はじめのうちは祖母のエカチェリーナ2世の監督のもと家庭教師から美術、文学、音楽などを学んだ。兄弟の中でも特に姉のアレクサンドラと仲が良かったという。

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基本情報・編集情報

  • 画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
  • 作品名パーヴェル1世の娘たち
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1796年 - 1796年
  • 製作国ロシア
  • 所蔵エルミタージュ美術館 (ロシア)
  • 種類油彩
  • 高さ99cm
  • 横幅99cm
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