作品概要

ジャック=フランソワ・ル・セーヴル夫人、画家の母》は、画家のエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによって制作された作品。制作年は1774?年から1778?年で、個人蔵に所蔵されている。

詳細な画像を見る

フランス王妃の肖像画家

作者のヴィジェ=ルブランは、18世紀を代表するフランスの女性画家。1755年パリに生まれ、10代の頃からプロの画家として活動していた。

彼女を有名にしたのは、フランス王妃マリー・アントワネットの肖像画である。20代の時にヴェルサイユ宮殿に招かれ、肖像画を描いたヴィジェ=ルブランはマリー・アントワネットに気に入られて、6年間で30点以上の王妃とその家族の肖像画を残した。

フランス王妃の他にも、ヴィジェ=ルブランはヨーロッパの貴族、俳優、作家などからひいきにされ、10の都市で芸術アカデミーの会員に選出された。フランス革命で一度祖国を離れてヨーロッパ各国を転々とするものの、それまでの功績や経験もあり、各地の貴族らの信頼を得て、肖像画を描いた。パリに戻って1842年に没するまで、貴族や社交界の人物の肖像画を600点以上、風景画を200点ほど描いた。

母の肖像

この肖像画に描かれているのは、ヴィジェ=ルブランの母親ジャンヌである。美容師をしていた彼女は画家のルイ・ヴィジェと結婚し、この時ヴィジェ=ルブランが生まれているが、ヴィジェ=ルブランが12歳の時にルイ・ヴィジェは他界。その後ジャンヌは裕福な金細工職人のジャック・ル・セーヴルと再婚した。ジャンヌは娘のヴィジェ=ルブランを美術展に連れて行くなどして彼女の画家になる夢を後押しした。

肖像画の中でヴィジェ=ルブランの母は白鳥の羽毛のついたサテンのマントを羽織り、リボンはヴィジェ=ルブランのお気に入りの色で塗られている。また楕円形のフレームは、より安価に製作できるということで当時人気だったという。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
  • 作品名ジャック=フランソワ・ル・セーヴル夫人、画家の母
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1774?年 - 1778?年
  • 製作国フランス
  • 所蔵個人蔵 (不明)
  • 種類油彩
  • 高さ65cm
  • 横幅54cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • ジャック=フランソワ・ル・セーヴル夫人、画家の母の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。