作品概要

ジャック=フランソワ・ル・セーヴル》は、画家のエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによって制作された作品。制作年は1774?年から1774?年で、個人蔵に所蔵されている。

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画家の生い立ち

作者のヴィジェ=ルブランは、18世紀を代表するフランスの女性画家。マリー・アントワネットに気に入られて宮廷画家として活躍したほか、貴族や社交界の人物の肖像画や風景画を数多く残している。この肖像画に描かれているのは、ヴィジェ=ルブランの継父である。

ヴィジェ=ルブランは1755年、パリで美容師の母ジャンヌと画家の父ルイ・ヴィジェとの間に生まれた。彼女は6歳までフランス北部のエペルノンという村で親戚に育てられた。当時、ブルジョワや貴族が自ら育児をするのは一般的ではなかったのである。

その後パリに戻ったヴィジェ=ルブランは女子修道院に入り、5年間そこで教育を受けた。この頃すでに、ノートや学校の壁に絵を描いており、才能の片鱗をのぞかせている。父親のルイ・ヴィジェは娘の絵の才能に気付き、彼女は将来画家になるであろうと予言している。

だが、ヴィジェ=ルブランが修道院を出てすぐの1767年、父親が敗血症で急死。彼女はショックを受けるが、それから絵画に情熱を注ぐことを決意する。母ジャンヌは同年、この肖像画のモデルである、裕福な金銀細工職人のジャック・ル・セーヴルと再婚した。

義父との確執

絵の中で、彼は当時の典型的な部屋着であるサテンのローブとナイトキャップ姿でデスクに座り、本を読んでいる。自室で机に向かい、リラックスしている様子が読み取れる。

義父を部屋着姿の親しみやすそうな父親として描いたこの肖像画とは裏腹に、ヴィジェ=ルブランは彼を毛嫌いしていたという。ヴィジェ=ルブランは彼が彼女の収入をため込んでいるとして非難している。

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基本情報・編集情報

  • 画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
  • 作品名ジャック=フランソワ・ル・セーヴル
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1774?年 - 1774?年
  • 製作国フランス
  • 所蔵個人蔵 (不明)
  • 種類油彩
  • 高さ60cm
  • 横幅49.5cm
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