作品概要

ギーシュ公爵夫人》は、画家のエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによって制作された作品。制作年は1784年から1784年で、個人蔵に所蔵されている。

詳細な画像を見る

恵まれた貴族の娘

ギーシュ公爵夫人は、マリー・アントワネットの取り巻きだったポリニャック公爵夫人の娘。フランス王妃の親友の娘として手厚い支援を受け、結婚の際には80万リーブルの持参金を与えられた。アントワネットはしばしばプチ・トリアノンの舞台に彼女を招いて演劇をさせたという。

ギーシュ公爵夫人、アグラエ・ルイーズ・フランソワーズ・ガブリエル・ド・ポリニャックは、ポリニャック公爵と公爵夫人の長女として、パリのヴェルサイユ宮殿で生まれた。12歳でグラモン及びギーシュの公爵であるアントワーヌ=ルイ=マリーと結婚。こうして彼女はギーシュ公爵夫人となり、家族からは「ギシェット」というあだ名で呼ばれていた。

この肖像画で彼女はシュミーズドレスの上に反対色同士の胴着とリボンを身に着けて、羊飼いかミルクメイドのような恰好をしている。顔を傾けて手を胸に当てている動作は、作者ヴィジェ=ルブランによる彼女の演劇の才能へのオマージュである。

作者について

作者のエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランは、フランスの18世紀を代表する女性画家。20代でヴェルサイユ宮殿に招かれ、マリー・アントワネットの肖像画家として多数の肖像画を制作するとともに、アントワネットとの友情も築いた。アントワネットと周辺の人々の肖像画を数多く描いている。

フランス革命が始まると国外に逃れ、ヨーロッパ各地を転々とした。ここでも宮廷画家だった経験を活かし、皇族・貴族などエリート達の肖像画を数多く手がけた。晩年はフランスに戻り、回顧録を出版するなどした。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
  • 作品名ギーシュ公爵夫人
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1784年 - 1784年
  • 製作国フランス
  • 所蔵個人蔵 (不明)
  • 種類パステル画
  • 高さ80.5cm
  • 横幅64cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • ギーシュ公爵夫人の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。