作品概要

令嬢キャロライン・ハワード》は、画家のジョシュア・レノルズによって制作された作品。制作年は1777?年から1778年で、ワシントン国立美術館に所蔵されている。

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《令嬢キャロライン・ハワード》は1778年にジョシュア・レノルズによって画布に描かれた油絵である。

肖像画のモデル

令嬢キャロライン・ハワードとは第5代カーライル伯爵であるフレデリック・ハワードとマーガレット・キャロライン・ハワードの娘だ。彼女はデルメ婦人の姪でもあり、デルメ婦人もレノルズによる肖像画《デルメ婦人と子供たち》で描かれている。

令嬢は活発な子供で、父親によると、レノルズのモデルとして描かれたときは7才だったという。伯爵曰く、娘は意志が強く、断固とした子供で相当なしつけが必要だったという。また、娘のことをとても気に入っていたので、彼女の元気のいい性格は過ちさえも許せてしまうほどだったと伯爵は語る。

絵画の表象

肖像画は伯爵により制作依頼され、カースル・ハワードに飾られる前の1779年にロイヤルアカデミーにて展示される。レノルズは意図的に彼の構図を確固たる正規の芸術にあるような質感に近づけ、それらはギリシャ、ローマ、ルネッサンスアートにある「堅実さ」と「高潔さ」をもたらすのである。また、レノルズはグランド・マナーにおける最高位の提唱者であったことから、キャロライン令嬢がツボから摘んでいるバラには、ウェヌスと三美神が持つ「純潔」「美」「愛」の意味合いが含まれていると考えられる。

本作を1937年に買収したワシントン国立美術館は「レノルズはキャロライン令嬢が持つ複雑な心情を、可愛らしい顔に写る深刻な表情、そらした視線そして握られた左手から漂う緊張感から表現している」と語っている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョシュア・レノルズ
  • 作品名令嬢キャロライン・ハワード
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1777?年 - 1778年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵ワシントン国立美術館 (アメリカ)
  • 種類油絵
  • 高さ143cm
  • 横幅113cm
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