作品概要

影で病人を癒す聖ペテロ》は、画家のマサッチオによって制作された作品。制作年は1425年から1428年で、ブランカッチ礼拝堂に所蔵されている。

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《影で病人を癒す聖ペテロ》はルネッサンス期のイタリア人画家であるマサッチオが1425年から1428年にかけて作成したフレスコ画作品である。この作品は現在イタリアのフィレンツェ地方にあるサンタ・マリア・デル・カルミネ大聖堂のブランカッチ礼拝堂にて所蔵されている。

この絵はマサッチオの幾つかもの有名な作品達と同じく、ブランカッチ礼拝堂の壁画として飾られている。具体的な場所としては、左の祭壇の後ろにある壁の下にあたる位置にて飾られている。

主題

《影で病人を癒す聖ペテロ》は福音書にて記載されている聖ペテロに関するストーリーを描いている。

福音書の言伝えによると、一部のエルサレム市民は自分の体で怪我をしている部分を聖ペテロの影に触れられるよう街で彼が来るのを待機していた。そして、聖ペテロの影に触れた傷と怪我達は皆癒やされていく。

スタイル

マサッチオが自分の作品にて描いた光景は非常に明確なものである。絵の中の聖ペテロは福音記者ヨハネの前を歩きながら、治療されることを待っている、病気を抱えた人々の前を通りながら、彼らを影で癒やしていく。

また、この絵に描かれている赤いキャップを被った人物は、マサッチオと同時期にて活躍していた画家、マソリーノの肖像画ではないのかと言い伝えられている。

この作品内で描かれている現実的な都市景観は当時ではとても珍しいものである。更に、鑑賞者を意識して、絵の中にいる人物達を動いているかのように見せる視界の使い方は、当時ではもっと貴重な描き方であった。 

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基本情報・編集情報

  • 画家マサッチオ
  • 作品名影で病人を癒す聖ペテロ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1425年 - 1428年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ブランカッチ礼拝堂 (イタリア)
  • 種類フレスコ
  • 高さ230cm
  • 横幅162cm
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