作品概要

気まぐれ娘》は、画家のジャン・アントワーヌ・ヴァトーによって制作された作品。制作年は1718?年から1718?年で、エルミタージュ美術館に所蔵されている。

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《気まぐれ娘》はアントワーヌ・ヴァトーの後期の作品であり、巧みな技で描かれている。ヴァトーの作品は、人々が幸せそうに陽気な祝祭を楽しんでいる作品が多いが、本作品は邪魔された、思うようにいかない愛を描いている。

作品のストーリー

作品中の少女は本当は気のあるように見えるが、彼女の振る舞いは高慢な態度を示している。彼女は背筋を伸ばして座り、彼女の追う人に背を向けている。注目すべきは、彼女の動揺した頬である―おそらく彼女の後ろにいる男性が何か気を引こうとする言葉を言い、彼女を恥ずかしがらせているのだろう。

恐らく少女の興味はピークに達しており、頬が赤らんでいるのが彼女の興奮を表している。または、男性の言動が度を超しており、何か彼女を怒らせることを言ったのかもしれない。ちょうど彼女が男性の方を向こうとした瞬間だったのかもしれない―しかし今はもう彼の不適切な言動にイライラし、彼に背中を向けて見ることを拒否し、彼女の姿勢は固くなっている。

一方、男性の姿勢は正反対である。肘をついて横になり、頭を傾け、彼女をじっと見ている。自分の方を見て、できれば目を見て、さらにウィンクでもしてくれたらと願っている。彼は何かしらの合図を待っているが、我慢の限界が来そうである。

作品へのインスピレーション

ヴァトーの作品は、その多くは愛がインスピレーションとなっている。彼は愛に関わる行動、表現、そして感情を楽しんだ。時には幸せなカップル、求婚者にいちゃついたり、興味があるふりをしたり、はたまた全く男性に興味を示さない女性を描いた。

本作品は《気まぐれ娘》というタイトルだが、「気のあるそぶりを見せる娘」と訳されることもしばしばある。作品中の彼女の姿勢は固く気乗りしないように見えるが、ヴァトーは恐らく私たちに、彼女の赤らめた頬を通してさらに深い解釈を願っているであろう。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・アントワーヌ・ヴァトー
  • 作品名気まぐれ娘
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1718?年 - 1718?年
  • 製作国フランス
  • 所蔵エルミタージュ美術館 (ロシア)
  • 種類油絵
  • 高さ42cm
  • 横幅34cm
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