作品概要

妨げられた眠り》は、画家のフランソワ・ブーシェによって制作された作品。制作年は1750年から1750年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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《妨げられた眠り》は、フランスの画家フランソワ・ブーシェによって1750年に描かれた絵画である。アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館に所蔵されている。

パストラル

この絵画は、1740年代後半からのブーシェ作品に見られる典型的なパストラルの一例である。パストラルとは、羊飼いの暮らす理想的な農村と牧歌的な世界を描くジャンルである。この作品のように、羊飼いの男女の恋をテーマに描いた作品を、ブーシェは他にも多数制作している。

図像解説

若い羊飼いの女性がまどろんでいる。背後ではおそらく彼女の恋人であろう若者が後ろからそっと忍び寄り、手に持ったわらで彼女の顔をくすぐって起こそうとしている。絵画の舞台は葉の生い茂った森であるが、背景にいる多数の羊や犬は、作品をにぎやかにしている。この作品は、離れた場所から見るとバランスのとれた構成となっている。

木の枝に吊り下げられた鳥かごは、小鳥(心)を捕まえる、つまり愛情を勝ち取るという意味の暗喩となっていると考えられる。

ポンパドゥール夫人の依頼

この絵画は、同サイズ、同構図の作品である《恋文》(ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵)の対になる作品である。どちらも愛のテーマが描き出された牧歌的な作品である。これらの絵画は、ルイ15世の公妾であったポンパドゥール侯爵夫人ジャンヌ=アントワネット・ポワソンの依頼により、彼女の住居でもあったパリ郊外のベルヴュー城の玄関飾りのために制作された。

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基本情報・編集情報

  • 画家フランソワ・ブーシェ
  • 作品名妨げられた眠り
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1750年 - 1750年
  • 製作国フランス
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ82cm
  • 横幅75cm
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