作品概要

エリゴネの敗北》は、画家のフランソワ・ブーシェによって制作された作品。制作年は1745年から1745年で、ウォレス・コレクションに所蔵されている。

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《エリゴネの敗北》は、フランスの画家フランソワ・ブーシェにより1745年に制作された絵画である。ロンドンのウォレス・コレクションに所蔵されている。

主題

ギリシャ神話の酒の神ディオニュソスは、ぶどうの木の育て方とぶどう酒の作り方を農夫イカリオスに教える。ディオニュソスはイカリオスの娘エリゴネを愛した。イカリオスはぶどう酒を村の者に飲ませたが、初めて飲む酒を毒だと勘違いした村人たちによって殺されてしまう。エリゴネは帰って来ない父を捜し歩いたあげくその死を知り、悲嘆して自殺してしまう。その死を哀れんだゼウスにより空に上げられたエリゴネは、おとめ座になったと言われている。

オウィディウスの「変身物語」によれば、ディオニュソスはぶどうの房に化けてエリゴネを欺いたという。

四季を描いた連作のひとつ

もともと《化粧のパストラル》とともに描かれたこの作品は、四季を描いた連作のうちの一つであり、「秋」を表している。これらの作品はすべて、1751年にシャルル・デュフロにより版画になっている。その形状と視点の低さから、装飾的な額に挿入された玄関飾りとして描かれたことは明白である。

連作の他の二作品は、「冬」として《狩りから帰るディアナ》(コニャック=ジェイ美術館蔵)と、「夏」として《信頼のパストラル(Les Confidences Pastorales)》(ロサンゼルス郡立美術館蔵)がある。2つ(秋、冬)は神話の主題で描かれ、あとの2つ(春、夏)はパストラルとして描かれている。

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基本情報・編集情報

  • 画家フランソワ・ブーシェ
  • 作品名エリゴネの敗北
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1745年 - 1745年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ウォレス・コレクション (イギリス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ99cm
  • 横幅134.5cm
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