作品概要

いちご摘みの少女》は、画家のジョシュア・レノルズによって制作された作品。制作年は1772年から1773年で、ウォルス・コレクションに所蔵されている。

詳細な画像を見る

独創的絵画

《いちご摘みの少女》はレノルズのいわゆるファンシー・ピクチャーの一例であり、子供たちに感傷的な衣装を着せるというのが典型である。この主題において、実際のいちご売りをモデルにしている。しかしながら、レノルズによる子供の描写は、その時代の状況とは一致しておらず、その点においては画家による創造と考えられる。

同様にレノルズは伝統的な都会の雰囲気のものではなく、エキゾチックな衣装を着せている。特にターバンは興味深い。画家の革新的な作風が人気の理由であったと言えよう。画家自身が本作品を最も独創的で成功した作品ととらえていたことは確かである。

作家自身による加筆

レノルズは1770年代に少なくとも4つのバージョンの《いちご摘みの少女》を制作した。現在残っている作品としては、この写真のものとイギリス、ウィルトシャー州のボーウッド・ハウス貯蔵のコレクションがあるが、それらは異なるタイプの構図である、しかしながらX線写真によると、もともとの状態ではもう一つの作品に似た構図であったことが明らかになった。

画家の弟子であるジェームズ・ノースコートの手記によると、作品は展示され加筆されを繰り返したようである。というのも、レノルズは、一つの作品の制作に集中せず、他の作品と交互に描き進めていくことを推奨していたからである。

影響

この作品は、画家の死以前にレノルズコレクションに加えられたことはなかったようであるが、その構図は多くコピーされており、広く賞賛され、《イノセンスの時代》と共に19世紀のレノルズのファンシー・ピクチャーで最も人気を博した。1856年に4代ハートフォード伯に購入され、現在同伯の邸宅内のウォルス・コレクションに所蔵されている。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ジョシュア・レノルズ
  • 作品名いちご摘みの少女
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1772年 - 1773年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵ウォルス・コレクション (イギリス)
  • 種類油彩
  • 高さ76.6cm
  • 横幅63.7cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • いちご摘みの少女の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。