作品概要

愛の調べ》は、画家のジャン・アントワーヌ・ヴァトーによって制作された作品。制作年は1715年から1718年。

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《愛の調べ》はアントワーヌ・ヴァトーに描かれた作品であり、後にフランス人彫刻家のルバによって彫刻作品にもなっている。

音程を合わせる二人

18世紀初頭、音楽グループの芸術的描写や恋愛的なシーンにギターに代わってリュートが描かれていた。ヴァトーの園遊会や親しげな二人の二重奏のシーンを描いたいくつもの作品に、流行りの楽器が登場している。エロティックな意味合いは変わらないままである。

本作品では音楽家二人が演奏前に音程を合わせているところを描いている。歌い手が一音目を歌い、伴奏者が一致する和音を確認している。この陽気な情景は、二人の人物を斜めの構図で配置したヴァトーの名人芸、パステルカラーの穏やかな調和、そして構成の明るさによってなされている。

音楽家二人の上にひげを生やした哲学者の大理石の胸像が見え、その胸像は、真ん中の主役の二人には注意を向けずに自分たちの趣味に没頭している右側の人物たちの方を向いている。

彫刻作品やスケッチ

《愛の調べ》はフランス人彫刻家のルバにより彫刻作品にもなっている。ルバはヴァトーを含め複数の画家による作品の彫刻作品を制作しており、作品数は500以上にのぼる。

本作品中の少女のスケッチは無事残っている。スケッチは現在、大英博物館に所蔵されている。

ヴァトーの友人でありパトロンであったジャン・ド・ジュリエンヌが、1736年に発行したヴァトー作品の出版物に本作品も含まれている。《’La Gamme d’Amour’》という題名で掲載されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・アントワーヌ・ヴァトー
  • 作品名愛の調べ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1715年 - 1718年
  • 製作国フランス
  • 所蔵不明
  • 種類不明
  • 高さ不明
  • 横幅不明
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