作品概要

ゲルマ二クスの死》は、画家のニコラ・プッサンによって制作された作品。制作年は1627年から1627年で、ミネアポリスインスティチュートアートに所蔵されている。

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《ゲルマ二クスの死》(The Death of Germanicus)は 1626年の終わりにフランシスコ・バルベリーニ枢機卿から最初の作品の依頼を受け、1627年に制作された。ミネアポリスインスティチュートアートに所蔵されている。

プッサンの歴史画

この作品は、プッサンの初めて挑んだ主要な歴史画である。

若きローマの将軍ゲルマ二クスは養父である皇帝ティベリウスの嫉妬により毒を盛られた。死の床で、ゲルマ二クスは彼の友達に、養父のしたことへの復讐をすることと、彼の妻に勇敢に悲しみにたえることを頼むという、ローマの歴史家タシタスの記録史を主題にしたものである。

プッサンの取り組み

西洋絵画において重要な作品であるこの悲劇的な絵画は、とりわけ悲嘆にくれる兵士達の慎ましさと、威厳ある英雄主義の精神的な教えを表現している。この作品は、以後二世紀に渡り、特に1800年あたりの新古典主義の作品にとって、数え切れない死の床のシーンを描くためのモデルとなった。死、苦悩、不正、悲しみ、忠誠、復讐といった、 多くの力強い人間のテーマがこの作品には表れている。

プッサンは作品上で、倫理観や、人間が直面する究極の試練である、冷静に死と向かう方法を表すことに夢中になった。

プッサンは本作品の主題とともに、形式美の表現の為に古代ローマの遺物を描いた。この作品での構図は、浅い空間的な配置とともに、ローマの石棺のレリーフ様式が基盤となっている。プッサンは彼の人生のほとんどをローマで過ごしたが、そこでフランスやイタリアの作品に強い影響を与えた古典主義のスタイルを作り上げた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ニコラ・プッサン
  • 作品名ゲルマ二クスの死
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1627年 - 1627年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ミネアポリスインスティチュートアート (アメリカ合衆国)
  • 種類油彩
  • 高さ147.96cm
  • 横幅198.12cm
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