作品概要
《ブリロ・ボックス》は、画家のアンディー・ウォーホルによって制作された作品。制作年は?。

■ 時代背景
1960年代初め
■ 作品の構成・技術
アメリカの食器洗いパッド、「ブリロ」の外箱を模して木の板で製作した彫刻。
■ 作品にまつわるエピソード
それまであくまで”鑑賞”の対象であった芸術が”思考”の対象となる大きなきっかけとなった作品。
すなわち、
「これは本当に芸術か?」
「そもそも芸術とは何か?」
「芸術と、芸術でないものの違いとは?」
という本質的かつ哲学的な問題提起を、
しかも1960年代のその時代に発表したからすごい。という。
(なぜ1960年代に発表したのがすごいかというと私には良く分かりません。笑
”アートワールド(芸術・美術の専門家集団)としてこれを理解するためには
当時のNYの絵画史におけるかなりの事柄を理解していることと、
芸術理論の多くを習得して”いるはずだと、ダントーは言っています)
また、分析哲学者アーサー・ダントーは、著者『The Journal of Philosophy』において
美術史の流れの中での位置づけとして芸術が鑑賞→思考の対象となったことからこれを”芸術の終焉”と呼んでいる。
こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。