作品概要

オーガスタス・ケッペル》は、画家のジョシュア・レノルズによって制作された作品。制作年は1779年から1779年で、ナショナル・ポートレート・ギャラリーに所蔵されている。

詳細な画像を見る

≪オーガスタス・ケッペル≫は、画家のジョシュア・レノルズによって描かれた作品。製作年は1779年。ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーに所蔵されている。

作者とモデル

この絵画の作者ジョシュア・レノルズ卿は18世紀イギリスの代表的な肖像画家で、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(王立芸術院)の初代学長も務めた。

一方、肖像画に描かれているオーガスタス・ケッペル卿は、イギリス海軍の提督や枢密院議員として活躍した人物である。二人は1749年の初め、エッジコム卿の紹介を通じて知り合った。レノルズはこの作品をはじめ、ケッペルの肖像画を何点か残している。

製作背景

この作品が描かれる前年の1778年、ケッペルは「ウェサン島の海戦」と呼ばれるフランスとの戦いで艦隊を指揮して戦ったが、戦いには明確な勝敗がつかなかった。この結果を受けて、後衛戦隊を指揮していたパリサー提督が、ケッペルの指揮に問題があったとしてケッペルを訴え、裁判となる。しかしケッペルは無罪を勝ち取り、かえって国民的英雄として人気が出た。

裁判の一件の後、ケッペルの弁護士の一人が画家のナサニエル・ダンス・ホーランドにケッペルの肖像画を依頼する。だが、ケッペルはレノルズに描かせるよう指示したという。こうして製作されたのがこの作品である。裁判の中でケッペルに剣を渡す儀礼があったことから、その暗示として、肖像画の中のケッペルは手に剣を握っている。

レノルズはケッペルの肖像画をケッペルが20代の頃から描き始め、生涯で6点を制作した。この1779年の肖像はケッペルが50代の頃のものである。当初は別の画家が描く予定だったにも関わらず、ケッペルが自らレノルズを指名したということからも、二人の信頼関係をうかがい知ることのできる作品となっている。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ジョシュア・レノルズ
  • 作品名オーガスタス・ケッペル
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1779年 - 1779年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵ナショナル・ポートレート・ギャラリー (イギリス)
  • 種類油彩
  • 高さ123.2cm
  • 横幅100.3cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • オーガスタス・ケッペルの感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。