作品概要

ウェヌスの帯を解くクピド》は、画家のジョシュア・レノルズによって制作された作品。制作年は1788年から1788年で、エルミタージュ美術館に所蔵されている。

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《ウェヌスの帯を解くクピド》はロシアのエルミタージュ美術館に所蔵されている。現在は肖像画家として有名なジョシュア・レノルズは、ロイヤル・アカデミーの初代会長で一般的に古典で保守的な絵画が多い中、この作品は珍しいロココ的な官能的で魅力的、親密さのある絵画である。

レノルズの以前の作品であるニンフとキューピッド(A Nymph and Cupid、テート・ギャラリー、ロンドン)の別バージョンをロシア帝国女帝エカテリーナ二世の最も親密な愛人であり、侯爵で軍人、政治家でもあったグレゴリー・ポチョムキンへの贈るため制作を依頼され1788年に描かれた。

絵画の構成

この絵画では美と愛の女神であるヴィーナスはバストをはだけさせ、恥じらい、自身の腕で顔を隠しているが、こちらを意味ありげに見つめている。いたずら好きなキューピッドは、彼女の腰周りの青い絹のリボンの端を引っ張り、ヴィーナスの反応を知るために熱心に見ている。

当時このような歴史上の出来事や神話をわかりやすく題材にした絵画で当時の有名人や衣装、風俗を用い描いている「見立て絵」は流行しており、盛んに作成された。 絵画のモデルは、イギリスの軍人で対ナポレオン戦争の英雄であるネルソン提督の愛人として有名なエマ・ハミルトン(イギリスの絵画モデル、舞踏家)の可能性があると言われている。

来日

2012年、国立新美術館などでの「大エルミタージュ美術館展-世紀の顔西洋絵画の400年」で主要作品として展示された。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョシュア・レノルズ
  • 作品名ウェヌスの帯を解くクピド
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1788年 - 1788年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵エルミタージュ美術館 (ロシア)
  • 種類油絵
  • 高さ127.5cm
  • 横幅101cm
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